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歌と踊り

 モンポウが生涯にわたって書いたピアノ曲「歌と踊り」は全13曲。第13番はイエペスの委嘱によるギター曲なので、ピアノ曲の最後は第14番となっている。第10番はモンポウ自身によってギター用編曲もされている。一方「歌と踊り」全曲をギター用にアレンジしてレコーディングしているギタリストもいる。
 
 モンポウからしばらく離れていたので、久しぶりにモンポウの情報を集めていたら、新しい発見二つ。

 「歌と踊り」はギター曲も含めて全14曲だと思っていたが、第15番があることがわかった。それはオルガン曲でYOU TUBE で演奏も見つけた(教会の中でのライヴ録音で響きすぎてあまりはっきりしない)がなかなか良い曲で、これは1972年(79歳)(モンポウは94歳まで生きた)の作品。

 もう一つの発見は、最近、モンポウの未出版楽譜がスペインの出版社から3冊も発売されたということ。1910年ころ~晩年までのピアノ曲が納められている。今後、室内楽など、あと2冊の未出版楽譜が発売になるとか。

 「歌と踊り」はギターとオルガンの曲もピアノソロにアレンジし、全15曲を演奏出来ないものかと思い描いています。




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ウツボグサ(八ヶ岳、夏の花)




モンポウとシサスク


 好きな作曲家にフェデリコ・モンポウ(スペイン)がいる。この数日、彼の曲が無性に弾きたくなり「歌と踊り」全曲と「ショパンの主題による変奏曲」を通すのも日課。

 シサスクの「銀河巡礼」を弾くのにも良い影響がある感じがするな~と思っていたとき、たまたま手に取った本に、モンポウは星を見るのが好きだった、ということが書いてあった。

 今週は「銀河巡礼~北半球の星空」2回目のレコーディング。前回の修正、一日がかりになりそう。今日からしばらくの間、集中します!


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ヤマナシの木と八ヶ岳連峰 ~野辺山高原にて
(ここの夜空は満天の星。素晴らしいです)


国際音楽祭~Chopin and his Europe


 ポーランド音楽について、また時折書いていこうと思います。(これまでの「ポーランド音楽~Violin & Piano」 のブログはカテゴリー内に移しました。)

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ポーランド、ワルシャワでは

International Music Festival Chopin and his Europe

がこの夏も開催される。国立フレデリック・ショパン研究所 NIFC の主催によるもので、今年は第7回。毎年テーマが決められている。

詳細は→こちら(NIFCサイト内)



2005年 第1回 国際音楽祭 開幕

2006年 第2回 国際音楽祭
     モーツァルトからグルダ(モーツァルト生誕250年)

2007年 第3回 国際音楽祭~Chopin and his Europe
     ロマンティシズムの軌道~モーツァルトからトマス・スタンコ(※1)

2008年 第4回 国際音楽祭~Chopin and his Europe
     ポゴレリチからチャイコフスキー(※2)

2009年 第5回 国際音楽祭~Chopin and his Europe
     一段ずつ・・(※3)

2010年 第6回 国際音楽祭~Chopin and his Europe
     ショパンのヨーロッパ、そしてヨーロッパのショパン
     (ショパン生誕200年)

2011年 第7回 国際音楽祭~Chopin and his Europe
     マーラーからリスト、ノスコフスキ(※4)
     (マーラー没後100年、リスト生誕200年)


※1 
トマス・スタンコ Tomasz Stańko(1942-):ポーランド出身のジャズトランぺッター

※2 
ピアニストのイーヴォ・ポゴレリチはこの国際音楽祭のオープニングで演奏、チャイコフスキーはかの有名な作曲家のことでもあり、またアンドレ・チャイコフスキ Andrzej Czajkowski(André Tchaikowsky)という1982年に47歳の若さで亡くなったポーランドの作曲家、ピアニストのことも含んでいる。フェスティバル中、二人のチャイコフスキーのピアノ協奏曲が取り上げられたコンサートもあった。



アンドレ・チャイコフスキ



※3 
From Staier to Staier(一段ずつ)というタイトルには、ポーランドにおけるショパン生誕200年に世界中が注目する翌2010年に向けて、一歩一歩進もうという気持ちが込められている。

※4
ノスコフスキについてはまた改めて書きたいと思います。



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トランペット:トマス・スタンコ Tomasz Stańko


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 2005年といえば私が初めてワルシャワに勉強に行った年ですが、私が帰国した後、9月にこの国際音楽祭開幕だったようです。逃してしまって残念でしたが、その時からショパンイヤーまでのこれまで、同年月が積み重なって来たと思うと感慨深いものがあります。
 国際音楽祭の歩みを見ると、ショパンのみならずポーランドの知られざる作曲家がしっかり取り上げられてきているし、音楽祭のテーマタイトルもユニークで、ワルシャワでしか聴くことの出来ない非常に充実した内容だと思います。ショパンイヤー以降、どのように続いて行くのか、ポーランド音楽を知るためには今後も注目したいと思います。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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