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マスタリング

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7月28日にマスタリングが終わり、コピーCDを聴き直しています。

「今回の録音は、ダイナミクスの幅が非常に大きいので、音量レベル
の調整が難しい」と、マスタリングエンジニアの田中三一さんは、
しばらく頭をひねっておられましたが、演奏を聴くこと数十分、よし、
こうしてみよう!と、何か閃かれたように操作し、作業は殆どそれだけ
で終わったように見えました。
何をどうしたのか、エンジニア同士の会話の専門用語がわからない
私には、さっぱり・・。
でもほんの少しの操作で、もともとの良さ(ダイナミクスの幅も)は
ほぼそのままでありながら、そこにいた人たちが皆、うなずくような
素晴らしい変化があったのです。

マスタリング後の音をマスタリング前の音と比べて聴いてみると
透明感、輝き、艶、のびやかさが違い、くすみが磨かれ、音の奥の方
まで見通せるようになった感じがします。内部奏法もクリアに、バランス
よく聞こえています。

小さい音をどこまで小さく収めるのかを検討するために、音量レベルを
高めにしたマスタリングCDも作ってくださり、これは数日後に聴かせて
もらうことになっています。

とにかく「北半球の星空」とは、大きく異なる雰囲気に仕上がりそうです。
「北半球」はスタジオで録ったため、リバーブが少し加えられていますが
今回の「南半球」では、音の響きには一切、手を加えていません。
ホール空間の響きを会場内に設置のマイクがしっかりと拾ってくれました。
「北半球」と「南半球」(2つの作品の作曲時期には10年前後の間がある)
の聞こえ方に違いがあることは、面白いことであり、そうなるようにと願っ
ていました。

田中三一さんはエンジニアとして、ヴァイオリンの前橋汀子さん、ピアノ
の中村紘子さん、師匠でもあったアンリエット・ピュイグ=ロジェ先生
のレコーディングにも関わったことがおありとのこと。
私のCDに関わっていただくなど、なんとも恐れ多いことです。

でも、こんな私の話すことに、丁寧に耳を傾けてくださり、お見せした
シサスクの「南半球」の自筆譜などもじっくり目を通してくださいました。
クラシック音楽、日本の音楽界についてなど、興味深いお話もたくさん
伺い、大変貴重な時間を過ごさせていただきました。


ポプリコンサート Vol. 38

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7月23日(日)13:45 より第38回 ポプリ コンサート(発表会)
を開催します。場所は、スペースDo(新大久保)です。
さいたま市(浦和)で教えている生徒たちと、音高卒業生、音大生、
音大卒業生による演奏です。


ミキシング〜宇宙のイメージ

シサスク「銀河巡礼〜南半球の星空」のレコーディングでは、前回の
「北半球の星空」のレコーディングに続き、今回もオアシスさん
に大変お世話になっています。



ここは川崎市宮前区にあるオアシス・スタジオhome

ミキシングを昨日、ここで完了しました。
ミキシングというのは、音色、音量、バランス、音楽的なダイナミクス
などを調整する作業です。これを行うことで、とても聞きやすくなります。

今回は響きの良いホールでの録音で、ホールの残響を拾うマイクにより、
奥行きのある響きが極めて自然に美しく録れていたので、そのままの良さを
なるべく生かす方針でいきました。
響きというのは、客席のどこで聴くかで違う聞こえ方になりますが、
今回のミキシングでは、ピアノに近づけば、前に来るクリアな響きになり、
後ろに下がれば、ホールの空間に広がる響きをより感じるという考え方を
もとに、微妙に操作し、曲のイメージにふさわしい音を探りました。
曲のフェイドアウトや曲間のタイムにもこだわりました。

音響についての専門的なことは、わかっていない私。
それを金森さんが、シサスクの各曲のイメージ(各曲についているサブ
タイトルから)を大切に、鋭い感性と耳で、本気で宇宙を感じて聴いて
くださり、可能性を広げる提案をわかりやすく、的確に与えてください
ました。

一週間後はマスタリング。
マスタリング・スタジオは、用賀にあり、初めて訪ねます。
マスタリングにおいて神のような存在と言われるエンジニア、田中三一さん
とお目にかかります。






暑中お見舞い申し上げます

梅雨が明けたのか、まだなのか・・

今週、夏休み前の最後の授業に行く途中、こんもりと緑の多い通り道で
蝉の声(梅雨明け宣言?)を聞きました。

梅雨時とは思えぬ酷暑が続いて、私は熟睡したという実感のない日が
続いています。地球の温暖化は加速しているのではないかと憂慮しています。
暑さには十分警戒し、お身体を大切になさってくださいますように・・




我が家の小梅は、ちょうど七夕の日に瓶に入り、冷蔵庫の野菜室で半年の
眠りにつきました。
七夕の前、3日間は良く晴れて、梅干し日和。
この一週間は天候不順だったので、そのタイミングで干せてよかった!



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これはピクルス。
穫れたてのきゅうりをたくさんいただいたのですが、新鮮なうちに
食べきれず作りました。
唐辛子とハーブを効かせて、酸っぱめに。
酸っぱ過ぎるかなと思いましたが、暑いとなぜか酸っぱい方が食が進みます。


現在、原稿執筆中。
シサスクの「星の組曲」について・・。
音楽雑誌「ムジカノーヴァ」に載る予定で、2ページという紙面にまとめる
のに苦心しています。

来週はレコーディングしたシサスクの「銀河巡礼〜南半球の星空」の
編集(ミックス、再来週マスタリング)がいよいよ始まります。

またご報告致します。





八ヶ岳のコンサートを終えて

八ヶ岳から戻り、久しぶりに練習を休んでいます。
でも、少しはボケッと過ごせば良いのに、断捨離などし始め
更に、今後の伴奏譜の製本やら、原稿執筆のための資料集めやら、
レコーディングの音源を聴きまくるやら・・
コンサート後のハイテンション利用で無理矢理、諸事はかどらせました。

これから9月初めまでは、さいたま市の生徒の発表会を皮切りに
高崎の生徒の発表会(ヴァイオリン発表会と合同で伴奏も担当)、声楽、
フルートの発表会伴奏と、発表会三昧。
秋以降のコンサート準備も、CDリリースの準備も同時進行となり、
なかなかに忙しい夏になりそう。

八ヶ岳のご報告を・・

27日、お客様 150名様が(5台のバスにて)お越し下さいました。
温かい雰囲気の中で、気持ちよく演奏できました。
お天気もまずまずで、山は雲に隠れ気味でしたが、爽やかな高原の空気
を楽しんでいただけたのではと思います。




八ヶ岳高原音楽堂(コンサート当日)



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コンサート前日の音楽堂。ピアノはスタインウェイ・フルコン。
素晴らしい楽器でした!



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八ヶ岳の主峰、赤岳は少しだけ顔を出してくれました


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落葉松の並木。私のCDのジャケット表紙は、ここの夜の星景色です。



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美鈴池では、サラサドウダンが満開でした。ドウダンは漢字で「満天星」
と書くんですよ〜!



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