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エストニア文化セミナー

先日、日本・エストニア友好協会主催による「エストニア文化セミナー」の
平成30年度 第2回(於:渋谷区文化総合センター大和田4F 区民学習センター)
の講師をさせていただきました。

タイトルは「ウルマス・シサスク《銀河巡礼》完結へ 〜私の音楽観を変えた15年〜」

としました。




シサスク氏は今年3月末、ライフワークである連作ピアノ曲集《銀河巡礼》全5集を
完結したこともあり、まず、彼がなぜこの曲集を書き始めたのかという話から、今後
の初演についてまでお話ししました。

今回、CD《シサスク:銀河巡礼〜南半球の星空》をリリースしたこともあり、
この作品からの演奏もしました。内部奏法がどんな風に行われているか、実際に
近くで見ていただいたり、天の川を見たことがないという方もいらっしゃるかも
と思い、星空の写真も見ていただいたりしました。

特に詳しくお話ししたのは、シサスク氏とヤネダで初めて会った時の話、そして
エイヴェレでシサスク氏の朗読とともに《銀河巡礼〜南半球の星空》を演奏した
ことについてです。

そのほか、私自身の天文学、星空との出会いについてや、シサスクという作曲家
についてどう思うか、そして私の音楽観がどのように変わってきたかについても
お話しさせていただきました。

このような機会をいただくのは初めてで、原稿(全16ページ)も一から作り、
先週前半は毎晩、深夜2時、3時までデスクワークでしたが、過去を振り返りつつ、
シサスクの音楽と自分との関わりをまとめる作業は、有意義なことだったと
思います。原稿は少し手直しして保存しておこうと思っています。

(写真は当日、皆さんにお配りした資料)






AmazonでのCD販売について


大変お待たせいたしました。
トラブルが解決し、ようやく在庫表示がアップされました。


アマゾンは→こちら


今後は動きもスムーズになるかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。



モーツァルトとフィッシャー

来たる5月13日(日)の本番で弾くモーツァルトの「ヨハン・クリスティアン・
フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲」K.179(1774)のもととなった
と思われるヨハン・クリスティアン・フィッシャー(1733-1800)の
「メヌエットと変奏」を発見! 

美しいフルートソロの曲でびっくり、感動!


こちらで聴けます!


GAINSBOROUGH,_Thomas_-_Johann_Christian_Fischer_(1780)

(写真はヨハン・クリスティアン・フィッシャー。ドイツの作曲家、オーボエ奏者)



モーツァルトはこの曲をピアノ独奏の12の変奏曲にして、あちこちで愛奏して
いたという記録が「モーツァルトの手紙」に遺っているのですが、現在では
ほとんど弾かれることのない曲です。
でもこの演奏を聴いて、モーツァルトが気に入っていた理由がわかるような気が
しました。
フィッシャーは1765年にハーグにてモーツァルト一家と会い、1787年には
ウィーンにてモーツァルトと再会しているようです。
最初の出会いは、モーツァルトが9歳の時ということになります。

モーツァルトによる12の変奏曲には強弱が全く記されておらず、演奏者のセンスが
問われるなかなか奥の深い曲です。演奏時間はこの曲の倍以上もあります。


とにかくフルートを聴けてよかった!
テンポ感や表現についてとても参考になり、演奏するのがより楽しみになりました。
(ナクソスではクイケンによる演奏も聴けます)




モーツァルトの手紙とピアノ曲:マンハイム、パリ旅行から

スクリーンショット 2018-05-04 0.16.51

来たる5月13日、14時より藤沢リラホールにて、
湘南モーツァルト愛好会の例会に出演させて頂きます。

1777年から78年、マンハイム・パリ旅行中のモーツァルトの手紙
(この旅の途中でモーツァルトは最愛の母を亡くします)の朗読と
とももに、同時期の次の作品を演奏します。


フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲 K.179
ピアノソナタ ニ長調 K.311 第1楽章
ピアノソナタ 変ホ長調 K.282 第1楽章
ピアノソナタ イ短調 K.310(全楽章)
ピアノ協奏曲 第9番 K.271 第2楽章(ブゾーニによるピアノ独奏版/ カデンツァ:モーツァルト)


朗読は俳優のたかぎひろみちさん、
進行は会長の吉野忠彦さんです。

湘南モーツァルト愛好会会員以外の方のお申し込みには事前のご予約
(臨時会員券4,000円/ 当日ご精算)が必要となっています。

湘南モーツァルト愛好会事務局
📞046-872-1963

までお問い合わせくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。



一部、試聴できます

昨日5月1日はCD《ウルマス・シサスク: 銀河巡礼〜南半球の星空》のリリース日
であり、実は私の誕生日でもありました。
このCDは、世に出たという意味では誕生日。同じ日ということで、忘れ得ぬ日と
なりました。

hs-2006-10-a-large_web.jpg


一作目のアルバム《銀河巡礼〜北半球の星空》から7年。
体力の要るCD制作は限界を感じ、さすがにこれでもう最後かなと思います。

今回のCDの収録は昨年5月、マスタリングは8月には終わっていましたが、
ブックレット、ジャケットの制作に時間を取れない日々が続いたため、完成まで
一年がかりとなってしまいました。
今年の3月末には、シサスクから《銀河巡礼》の最終集「北極の星空」を書き終えた
との情報が入り、ブックレットの解説文を慌てて書き換える始末💦

しかしながら、今年はシサスクの母国エストニア🇪🇪の建国100年にあたる記念すべき
年でもあり、結果として、良いタイミングでのリリースになったかと思っています。

今回はブックレットにシサスク自筆の星座図を元に、南半球の星座の位置を表した
星図も作り(手書き)見開きページに納めたほか、アボリジニ神話、ギリシャ神話の
要約、この作品についての詳しい解説などを載せています。
演奏は90分を超えたため、2枚組のCDとなっています。

ジャケットの美しい写真は、前作の「北半球の星空」と同じく、星景写真家、
有賀哲夫さんによる写真を使わせていただきました。

販売先は、主にAmazon(日本)となりますが、登録後の動きが大型連休の影響で
大幅に遅れています。連休明けの納入となりますので、今しばらくお待ちください
ますようお願いいたします。
なお、今回も販売にはCD Baby(インディーズ)の協力を得ています。この会社は
まだ日本に上陸していないのですが、とにかく精力的に宣伝してくれ、とても素晴ら
しいです。iTunes 、各国のAmazonその他で、リリース当日より早速、デジタル配信
が始まっています。

こちらのCDBaby サイトでサンプル音を聴けますので、是非お訪ねください。

CD Baby

Amazon UK










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